2017年10月08日
東大FFP第10期 DAY1 スタートしました
10月5日, 6日に東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)第10期が無事スタートしました!Aターム3,4時間目の2コマ続きで原則的に各週開催です。東大FFPは年間4回開講していますが、Aタームの2回はいずれも本郷キャンパス福武ホールで開催です。駒場開催は奇数期Sターム予定です。
毎度のことですが、初回「協調的学習環境」をつくることに重点をおきます。
- ・目的・目標とグラウンドルールの提示
- ・アイスブレイク(他己紹介)
- ・研究紹介(1分間自己紹介)&相互評価
- ・高等教育の現状
- ・東大FFPの概要
今回も「知り合いは0」が9割以上を占めていました。木・金いずれのクラスも知っている人がいると答えたのは2,3名です。ほとんどのこ状態からスタートしますので最初は張り詰めた空気が満ちています。
応えやすい質問からはじめて次第にグループワークに至るよう、気持ちがほぐれていくようにデザインしています。初回の授業の重要な点として「笑いをとる」があがりましたが、これも、協調的雰囲気をつくるのには一役かいます。
研究紹介は、担当すると想定する授業の自己紹介の一環として位置付け、1分間で自分の研究の価値や面白さを学習者に伝えることを目的としています。研究紹介に対しては、(1)他の受講生からのシートによるフィードバック、(2)講師(栗田)からの直接フィードバック、(3)自分で動画を確認する自己評価、の3点からフィードバックをかけます。そして、課題としては「良いところ、改善するところ、他者から学んだところ」をまとめ提出します。なかなか、こうしたリッチなフィードバックを受ける機会はそうそうないので、しっかりと自分について確認できる機会と感じてもらえるとよいと思っています。
(栗田)