2025年04月28日
【東大FFP第25期】シン・ナベタン日記_DAY1
第17期DAY3以降、ずっと停滞してしまっていた「なべたん日記」ですが(汗)、忽然と復活始動します。ということで、イマドキ風に「シン」をつけてみました(意味不明)。かなり昔になってしまった前回までのものは「長い(長過ぎる)!」ということで、書く方もいくぶんそうですが、読んでいただく方はかなりくたびれる傾向にありましたので、「シン・ナベタン日記」は、簡潔に東大FFPのようすを多くの方へお伝えしようという目論見にしてみました。
では早速、DAY1(2025年4月17日・18日実施)から。
〈主な内容の紹介〉
・DAY1の「目的と到達目標」
目的と目標は、この後もずっと出てきます。重要ワードのひとつですね。
・自己紹介(講師・スタッフ)
・はじめに(軽めのアウトプット経験の場)
体調はいかが? 知っている人は何人いますか? などの問いに答えます。
・Slidoを使ってみましょう
練習:犬と猫はどちらが好き? (微妙に猫派が多かったです・笑)
初回から豊かな質問が出ていました♪
全て記録は残っています。受講生の質問に他の受講生もコメントできます。
交流が進みます!
・グラウンドルール(これ大事です。場作りの大切な第一歩♪)
3K(敬意をもって、忌憚なく、建設的に) これも重要ワードのひとつです。
オンラインでは特に、オーバーアクション(二割増し)と傾聴の姿勢を♪
・他己紹介(アイスブレイクですが、ちゃんと意義があります♪)
いわゆる自己紹介よりも相手の情報をしっかり掴む必要があります。
アウトプットが大切な行為であることを実感します。
・1分間研究紹介
授業でも、ちょっとしたプレゼンでも、いろんな場面で使えます。
ポイントは、研究の価値と面白さを平易な言葉で(わかりやすく)伝える、です。
(難しいことを難しく言うのは簡単だ)
課題として「動画」を月曜日に提出します→次回「相互評価」を行います。
・高等教育の現状
大学はユニバーサル段階へ!
コミュ力の高い博士を!(東大FFPで鍛えた力が活用できますね)
模擬授業、シラバスは教員応募でますます重要に(どちらの東大FFPで取り組みます!)
・教育の質的変化とアクティブラーニング(AL)の意義 ←今期からここに入ります!
効果や成果は研究でも示されています。
ただし、ALはあくまでも手法。目的化してはいけません。
・東大FFPとは
「研究と教育の両輪」を稼働できる人を育むことを目指します
・オンライン授業
いろいろなスタイルの紹介(東大FFPはリアルオンラインです)
・DAY1の授業デザインについて
授業設計の裏話です(これ、重要ですね♪ 学んだ体験と授業作りを紐づけます!)
・ふりかえり
・次回への課題案内
という13時00分~16時40分でした。途中に10分の休憩が2回。その中に2分間ストレッチが入ります(栗田先生がやりたいからやるのですが・笑)
最後にスタッフ目線の感想を。
ずっと変わらずに思うことですが、学んだことが即実行されます。あるいは実行したことを、理論として説明していただけます。知識は、頭でっかちのクイズ王のためにあるのではなく、活用して初めて意味があります。「教育学は実学だ!」という栗田先生の言葉をまさに実感できるプログラムの第1回目でした。ふりかえりを拝見すると、受講生のみなさんも、そのあたりをしっかりと感じ取っていました。
DAY2が楽しみですね。
ではまた。
大学総合教育研究センター
学術専門職員・鍋田修身(なべたおさみ)