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2025年07月03日

【東大FFP第25期】シン・ナベタン日記_DAY6

今回DAY6は、東大FFPも後半のoutputな取り組みの山場でもある「模擬授業」の1回目です(2025年6月19日・20日実施)。

 

〈はじめに〉

・【定番の】DAY5の「ふりかえり」から紹介

「メタにとらえる」ことは、今後ますます必要になっていくと思います。東大FFPの中でもいろいろなワークの中で扱っています。
Alumniグループを中心に、さまざまな活動の場面を設定できるとよいですね。今回、協力者の方からもそのような声が上がっていました。今後、FDユニットとしても何らかの動きが出てくるかもしれません。

・【定番ですが】「模擬授業1回目」の「目的と到達目標」「コースの中での位置付け」を確認します。

 

<模擬授業>

・実施前のワーク:次の3つの問いについて回答記入
(1)最も伝えたい(学んでほしい)ことは何ですか?
(2)目標に対し、最も工夫したところはどこですか?
(3)最も気をつけようと思うところはどこ(何)ですか?

・模擬授業の実施に向けて~前回も同様のお伝えをしています
(1) 失敗からも学べる場です。チャレンジしてください。
(2)3K(敬意をもって 忌憚なく 建設的に)
(3)「ここをこうすればもっとよくなる!」という観点で、自分の学びにもつなげることを意識しましょう(メタな視点ですね♪)

・授業テーマのご紹介

・模擬授業の実施

DAY6は、4~5人の模擬実施者に2名の修了生協力者(サポーター)が入り、模擬授業の進行・ファシリテーションを行っていただき、次の(1)~(3)を繰り返します。
(1)模擬授業を行います(6分間)
(2)受講生はフィードバックフォームへ記入します(5分間)
【別室】授業実施者はサポーターからフィードバックを得ます
(3)模擬授業について、グループでディスカッションを行います(15分間)

修了生協力者の方々にはDAY6実施前に打ち合わせ等を行い、特に以下のことを大切にしていただいております。

<まとめ>

・【定番】DAY6の授業デザインの紹介
・修了生協力者の方からひとことをいただきました。

という13時00分~16時40分。最後は、次回・模擬授業2回目に向けて、大胆な改善に取り組んでください、という呼びかけがありました。

【毎度のスタッフ目線の感想】
授業中は、ブレイクアウトルームでみなさん取り組んでいるので、私たちスタッフは直接確認することはできませんが、模擬授業動画は提出していただいていますので、その整理等を行う段階で、ひととおり拝見させていただいております。DAY2で作成したクラスデザインシートと、DAY6で実施する模擬授業をそっと比較すると、その間の学びが大きく反映されていることがわかります。特に前回DAY5の先行模擬授業における「メタ化」は大きな影響力をもっていると改めて感じるところです。

今回DAY6は、自分自身で模擬授業を実施し、それに対して直接的にサポーターや他の受講生から意見を述べてもらえること、他の模擬授業を受講することで、「メタ」に気づけることなど、一層の学びがあったと思います。これらを得て、2週間後のDAY7の模擬授業が、さらに大胆に改善されていくのだと感じています。楽しみですね。

ではまた。

 

大学総合教育研究センター
学術専門職員・鍋田修身(なべたおさみ)

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