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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY3~

今回は、2022年9月19日(月・祝)に行われたリアル・セッション3日目(DAY3)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

  • ■DAY3の到達目標
  • ●学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる
  • ●キャリアパスについて考え、日頃の活動や今後の展望について整理できる

 

■DAY3のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 【模擬授業 FINAL】(9:15~12:00)
  • 初日からブラッシュアップした模擬授業を実施しました。DAY1の模擬授業初回と同様の流れで以下の通り一人ずつ模擬授業を行いましたが、今回はグループに分かれず全体で実施しました。
  • ステップ1:模擬授業実施(6分)
  • ステップ2:模擬授業実施者は講師からフィードバック&その他の人はフィードバックシートの記入
  • ステップ3:全体でフィードバック
模擬授業(2回目)を実施する参加者

 

  • 【リフレクション】(13:00~16:35)
  • 参加者の希望別にTPチャート(講師:栗田先生)とSAPチャート(講師:朴先生)のグループに分かれて、それぞれのチャートを作成しました。ご自身の教育・研究活動などについて自己省察し、今後の授業改善やキャリアパスの明確化に繋げていただくことを目標としていました。
SAPチャート作成の様子

 

  • 【全体ふりかえり】(16:35~16:45)
  • 本セッション全体を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

  • 【修了証授与】(16:45~17:00)
  • 修了証を受講者同士で手渡し合い、修了証授与を執り行いました。
修了証授与の様子

 

  • ■参加者の反応
  • 本セッション終了後にアンケートを配布し、計9名の方々にご回答いただきました。イベント全体に関する満足度(5=大変満足、1=大変不満とした5段階評価)について、8名(88.9%)の方が最高評価の5、1名(11.1%)の方が次点の4と回答されました。さらに、本イベントへの参加が将来にとって役立つと思うか(5=大変そう思う、1=全くそう思わないとした5段階評価)を尋ねたところ、回答者9名全員(100%)が最高評価の5と回答されました。

また、最後の自由記述欄では以下のようなコメントを頂きました。(個人が特定されないよう、一部抜粋しています。)

 

このイベントにおける良かった点について

「対面で栗田さん始め先生方から直接学べたこと。皆さんそれぞれの熱量を感じ刺激を頂いたこと。異なる分野を専門とする方と共に学べたこと。6分間の模擬授業にフィードバックをしっかりと頂けたこと。 オンラインではできない対面の良さが詰まっていたと思います。」

「現場の教員経験のある方や、小学校から大学のまでの異なる校種の先生方、大学院生など、多様なバックグラウンドを持つ方と学ぶことができた点。模擬授業のフィードバックや授業中のワークでも、各々の経験知が活きていた。」

「対面でのリアル・セッションは、緊張感がありながらも、安心して学び、質問し、発言できる雰囲気があった点。「インタラクティブ・ティーチング」で学んだ知識をさらに深め、実践に活かすことができるよう具体的な活動を体験できた点。」

その他感想・コメント

「新たに挑戦したいこと学びたいことに気付いた機会となりました。今回の貴重な学びを必ず実装し、自分自身の授業に活かすことで学習者や社会に還元していきます。大学に所属している訳ではない人間にも門戸を開いて下さり大変感謝しております。」

「無料で参加してよいのかと思ってしまうほどの、とても濃密で充実したコンテンツでした。これからも学び続けて、実際に教員として科目を担当することを見据えて、模擬授業やシラバスなどもブラッシュアップし続けようと思います。次回のリアルセッションが満席になるほど、コーセラのコースも身近な友人や教員の方にもっと普及させていきたいと思います。」

「インタラクティブ・ティーチングで学んだことを振り返り、実践につなげる意欲が再び湧きました。リアル・セッションならではの「ここでしかできないこと、ここだからできる」ことがたくさんありました。失敗と失敗に対するコメントも含め、忘れられない思い出となりました。」

「3日間ありがとうございました。 頭をよく使った3日間でした。」

全ての回答者の方々から様々な面で高評価を頂き、スタッフ一同大変嬉しく思っております。また、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後のイベント開発に取り組んでまいります。ご意見・ご感想をお寄せいただきました皆様に感謝申し上げます。

 

  • ■今後の予定について
  • 今回はCoursera「インタラクティブ・ティーチング」開講後初のリアル・セッションでした。アンケートでは、多くの方から今回のリアル・セッションで沢山学びがあった旨をご報告いただきました。一方で、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後もイベント開発・運営に鋭意取り組んでまいります。今後も不定期でこのようなイベントを開催していく他、英語版の開発も視野に入れておりますので、是非今後とも多くの方にご参加いただけますと幸いです。詳細が決まり次第、お知らせいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

 

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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY2~

今回は、2022年9月18日(日)に行われたリアル・セッション2日目(DAY2)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

■DAY2の到達目標

  • ●アクティブラーニングの手法を体験し、実際に使えるようになる
  • ●学生が主体的に学べるコースをシラバスとして表せる
  • ●基礎知識をふまえた評価をデザインできる
  • ●学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる

 

■DAY2のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■概要

  • 【アクティブラーニング】(9:10~10:35)
  • アクティブラーニングについて栗田先生より講義を行っていただきました。ワークでは、アクティブラーニング技法の1つ「ピア・インストラクション」を実際に体験しました。
ピア・インストラクションの様子

 

  • 【評価】(10:50~12:40)
  • ルーブリックに関する講義のあと、グループでルーブリックを作成しました。また、ルーブリックのメリット・デメリットについて、グループで話し合いながら大きなシートにまとめました。
ルーブリックを作成する様子

 

  • 【シラバス】(13:40~16:40)
  • シラバスに関する講義とワークを行いました。グラフィックシラバスを作成し、ペアで共有しました。また、テキストシラバス作成時の留意事項を参照しながら、自身のテキストシラバスの改善を行いました。
グラフィックシラバスをペアで共有し合う様子

 

  • 【ふりかえり】(16:40~16:55)
  • DAY2の目的と目標を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

2日目も、講義だけでなく、アクティブラーニング技法の体験や、多様なワークに取り組んでいただきました。学習した知識をご自身の模擬授業やシラバスの改善に繋げていただくことを狙いとしていました。

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY1~

  • 【Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション 実施概要】
  • 日時:2022年9月17日(土)9:00~16:40、18日(日)9:00~16:00、19日(月・祝)9:00~17:10
  • 形式:対面
  • 場所:東京大学本郷キャンパス 教育学部棟
  • 講師:東京大学 栗田 佳代子 朴 源花
  • ・スタッフ:東京大学 河上 愛梨 鍋田 修身
  • 対象:「インタラクティブ・ティーチング」を修了された方で、事前課題に取り組める方
  • 言語:日本語
  • 費用:無料

 

2022年9月17・18・19日に「Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション」が対面で開催されました。今回のリアル・セッションは、「インタラクティブ・ティーチング」講座の修了者を対象に行われ、全国各地からご職業やご所属も多様な10名にお集まりいただきました。

今回は、初日(DAY1)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

 

■リアル・セッション全体の到達目標

  • 1.学生のモチベーションの喚起・維持・向上につながる工夫ができる
  • 2.学生が主体的に学べる授業のデザインができる
  • 3.アクティブラーニングの手法を体験し、実際に使えるようになる
  • 4.学生が主体的に学べるコースをシラバスとして表せる
  • 5.基礎知識をふまえた評価をデザインできる
  • 6.学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる
  • 7.キャリアパスについて考え、日頃の活動や今後の展望について整理できる

うち、DAY1の目標は1,2,6です。

 

■DAY1のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■概要

  • 事前準備
  • 事前課題として、(1)6分間の模擬授業(2)クラスデザイン(3)テキストシラバスをご準備いただきました。また、Google Classroomで自己紹介をご記入いただきました。

 

  • DAY1(2022年9月17日)当日
  • 【イントロダクション】(9:00~9:25)
  • 9:00に開会し、目的や到達目標などを確認しました。その後、講師・スタッフ、参加者の方々が簡単に自己紹介を行いました。

 

  • 【模擬授業実施 初回】(9:25~12:35)
  • 2グループに分かれて、模擬授業を実施しました。基本的なルール(3Kなど)や役割分担を確認した後、東大FFP同様に、以下の流れで一人ずつ模擬授業を行いました。
  • ステップ1:模擬授業実施(6分)
  • ステップ2:模擬授業実施者は講師からフィードバック&その他の人はフィードバックシートの記入
  • ステップ3:グループで改善のためのフィードバック
模擬授業を行う参加者

 

  • 【クラスデザイン】(13:35~15:05)
  • クラスデザインについて栗田先生より講義を行っていただきました。ワークとして、ご自身の模擬授業の達成目標の見直しを行いました。
目的と目標についての講義の様子

 

  • 【休憩】(15:05~15:20)
  • 参加者の方々に事前にご案内し、ご当地のお菓子をお持ち寄りいただきました。おかげさまでとても充実したお菓子セレクションとなりました。飲み物は、コーヒーや紅茶など数種類ご用意しました。
お菓子コーナー

 

  • 【モチベーション】(15:20~16:45)
  • モチベーションについて栗田先生より講義を行っていただきました。「教授にアドバイス」のワークでは、ある教授者の悩みの例に対して改善のためのアドバイスをグループで考えました。また、「模擬授業の改善」として、セッションで学習した内容を活かして模擬授業を改善する作業を行いました。
モチベーションのグループワークの様子

 

  • 【まとめ】(16:45~17:00)
  • DAY1の目的と目標を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

午前中は模擬授業、午後からは講義とワークで内容が盛りだくさんでしたが、参加者の皆様には熱心に集中して取り組んでいただきました。

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

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【開催報告】UTokyo Global FFDP企画・模擬授業演習

UTokyo Global FFDPでは、2022年7月29日に、英語での模擬授業演習を開催しました。東京大学および他機関にご所属の教員の方々にご参加いただきました。

Picture of a participant delivering her class
(写真:模擬授業の様子)

本FDイベントは、エジプト、日本、韓国、スペイン出身の参加者で構成され、参加者の方々は言語学習や薬学などご自身の分野の模擬授業を行いました。また、相互フィードバックを通じて教育的観点からアイデアを共有し合いました。

セッションは活発で、多くの有意義な教育的考察が共有されました。ご参加された皆様に、改めて感謝申し上げます。

UTokyo Global FFDP では、今後もファカルティやアカデミア、教育の発展の促進を目指して、同様のイベントを行ってまいります。ご興味のある方は、こちらのフォーム をご記入いただきますと、イベント情報をお受け取りいただけます。(「こちらのフォーム」をクリックして記入画面にお進みください。)皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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【9月17・18・19日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッションのお知らせ

東京大学 大学総合教育研究センターが展開するオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」では9月17、18、19日の3日間の対面集中講座「リアル・セッション」を開催いたします。

本セッションでは、「インタラクティブ・ティーチング」での学びをもとに、様々なワークの演習を通して、ご自身の授業に活かせる実践的な知識・経験を獲得することを目標としています。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

【9月17・18・19日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッションのご案内 – 東京大学 大学総合教育研究センター