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2017年04月15日

東大FFP第9期 DAY1 スタートしました

4月13日(@本郷)、14日(@駒場)より東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)第9期が無事スタートしました。S1,S2にわたり、2コマ続きで原則的に各週開催です。

今回は初回ということで、特に「協調的学習環境」をつくることに重点をおきました。主たるトピックは下記です。

  • ・目的・目標とグラウンドルールの提示
  • ・アイスブレイク(他己紹介)
  • ・研究紹介(1分間自己紹介)&相互評価
  • ・高等教育の現状
  • ・東大FFPの概要
毎回「知り合いは0」がほとんどの状態からスタートしますので、最初こそ緊張した空気ですが、応えやすい質問からはじめて次第にグループワークに至ることで、気持ちがほぐれていくようにデザインしています。2コマ続きですと時間にすると3時間10分になりますが、受講生の方々には積極的にとりくんでいただけたように思い、まずは、よい環境づくりができたのではないかと思います。
研究紹介は、担当する授業の自己紹介の一環として位置付けており、1分間で自分の研究の価値や面白さを学習者に伝えられることを目的として、やっていただいています。しかしながら、非常に多様な研究をコンパクトに聞くことができ楽しい時間です。研究紹介は全て動画にとっており、都度、聞いている側がフィードバックシートを作成します。クラスメイトがフィードバックシートを作っている間は、講師が直接当人に個別にフィードバックをします。課題としては、撮影された動画と他者からの評価をふまえ、「良いところ、改善するところ、他者から学んだところ」をまとめ提出してもらっています。
このプログラムでは、大学院生とポスドク、教職員が混合しているので、まずは、その垣根を取り払うことが重要だと考えています。互いによい学び合う環境づくりのためには、「さん」付けで呼びあうこと、3K(敬意を持って、忌憚なく、建設的に)をグラウンドルールとしてお願いしました。
まずは順調に滑り出し、ほっとしています。
(栗田)
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