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2018年04月04日

【開催報告】プレFFPを開催いたしました

4月2日(月)に工学部2号館92B教室にて「プレFFP」を開催しました。

「いきなり東大FFPを通期で受講することはハードルが高い」というご意見を踏まえて開催されたもので、2時間で東大FFPの簡単な説明と、アクティブ・ラーニングを含めた一部コンテンツの体験を行いました。

 

当日参加の方々も含めて、およそ20名の方に参加いただきました。内訳としては、博士課程ご所属の方が多く(11名)、しかし修士課程ご所属の方やポスドク、教員の方も複数いらっしゃいました。

ご所属は理学系研究科(5名)、工学系研究科(2名)などの方々が多かった一方で、教育学研究科や学際情報学府、新領域創成科学系研究科などの幅広い部局からご参加いただきました。

当日は「大学における教育の意義と変化を理解し,自分ごととして考える」を目標に、まずは高等教育の変化やアクティブ・ラーニング導入をめぐる社会的背景などについてレクチャーを行いました。

そのうえで、体験コンテンツとして次の2つを行いました。

(1) 「アクティブ・ラーニングの方法」

Think Pair Shareを例にとり、実際に参加者のみなさまに体験していただきつつ、「指示を明確化する」「手段の目的化を防ぐ」などのポイントを整理しました。

(2) 「モチベーション」

「期待」と「価値」に代表されるモチベーションのモデルを提示しつつ、「授業の失敗事例」に関する議論を行うことで、モチベーションを引き出せる授業設計について考えていただきました。

 

参加者の方々のご感想も、印象的なものをいくつか抜粋して共有いたします。

「教育の変化(何を教えたか→何を学んだか)と、変化に対応するあめのFFPの意味が分かった気がします」(理学系研究科・博士課程)

「色々な専門の人や博士の人とディスカッションができただけでも有意義な経験となった」(総合文化研究科・修士課程)

「教職員受講も可能と知り、受講を検討しています。とても実践的な内容で勉強になりました。非常勤講師を他大でやっているので、参考にさせていただきます」(医学系研究科・ポスドク)

お忙しい中プレFFPにご参加いただいた方々に、この場を借りてご参加いただいた御礼を申し上げます。

 

最後に、東大FFPは現在、Sターム講義の受講者を募集しています(エントリー期間:4月8日(日)まで、https://utokyofd.com/ffp/apply/ )。

プレFFPへのご参加の有無にかかわらず、多くの方のエントリーをお待ちしています!

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