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大学総合教育研究センターの公募情報(特任助教3件・特任専門職員1件)

現在,FFP,MOOC,オンライン教育支援に関する特任助教およびオンライン教育支援に関する特任専門職員を公募中です.

(特任助教)締切:7月13日
FFP: https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400140971.pdf
MOOC:https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400140964.pdf
オンライン教育支援: https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400140966.pdf

(特任専門職員)締切:7月1日
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400140973.pdf

 

大学総合教育研究センターでの絞り込み検索結果の表示(上記4件がまとめて表示されます)はこちら

ご興味がある方はぜひご応募ください.
また,ご興味がありそうな方が近くにいる場合は,ご共有いただけると幸いです.

 

 

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【東大FFP第15期】オンライン授業実況中継(DAY4)

第15期も、折り返し地点に差し掛かりました。

DAY4の授業は「学生の学びを促すシラバスとコースデザイン」です。

これまでは、クラスの中身の話が中心でしたが、今回はコースの話です(ここで、クラスとは、東大を例にとれば一回105分間の授業のことを指し、コースとはS1タームの授業全体のことを指します)。

まずは、前回の復習からスタート。

DAY3の授業テーマは「評価」でしたが、授業開始早々、復習のためのZoomのブレークアウトセッションを利用したペアワークを実施。復習の方法としては,まず,「10分間でできる復習の問いかけを考える」ことを一人で行いその後にペアでその復習の問いかけをしあいました。自分のペア相手からは「総括的評価」、「形成的評価」といった、いくつかのキーワードを織り交ぜた「問いかけ」がありました。復習の方法に関して栗田先生からは「復習にも難易度がある。レベルを段階的に上げ、受講者のモチベーションに合わせた復習を行うことが有効」との言葉がありました。

そして、シラバス

シラバスでは、まずコースの存在意義を示した目的と、その目的を具体化した目標を定め、目標は学生を主語に、一つの文章に一つの目標を書くことが必要だ、との説明。そのあと、手元にある既存のシラバスをグループメンバーとZoomで画面共有しながら、シラバスを改善。受講生からは、「出来上がっているシラバスを改善するのはなかなか難しかったです」との反応がある一方、「既存のシラバスを自分のものとして修正するワークを通じて、シラバスがどうあるべきか自分ごととしてよく学べたように思う」、「漠然と作っていたシラバス作成という作業に、自らの頭で考え作成する手がかりが得られたと感じております」、「もやもやしていた、自分ができる・したい授業の形が具体的に見えてきました。シラバスを作ることが、頭の整理や分野の整理、内容(アイテム)の選出にとても役立つことが実感できました」との感想が聞かれました。

さらに、DAY4のハイライトであるグラフィック・シラバスの作成に突入。

これまで、リアルタイムの対面式授業では、付箋でやっていたことをオンラインで実施。Googleスライドを画面共有し、活発な議論を展開。「グラフィック・シラバス作成について、ブレイクアウトルームでの議論で不明確なところが洗い出されて楽しむことができました」、「グラフィック・シラバスを利用すると授業の流れや組み立て方が見えやすくなり、文章だけのシラバスを書く際にとても有用であることが分かりました」、「グラフィック・シラバスでは、テキスト・シラバスでは問題がなさそうに見えたものが、流れを可視化することで改善点が見えてきて、興味深かったです」など、総じてグラフィック・シラバスの有用性を感じたという感想が多く聞かれました。

また、DAY4を終え、改めて受講生からは、「シラバス作成に関して学び、作成の面白さ・深さ、そして難しさを感じました。自分の授業で活かせる部分も多く、この授業を受講して良かったと再び思いました。本日の授業で印象的だったのはグループワークでした。2度のシラバス修正と視覚化の検討は、和やかかつ建設的でした。このように学生の立場に立つことで、いかに学生同士のインタラクションのインパクトが大きいかを実感できることも、FFPの魅力だと感じました」。

いよいよFFP第15期は、これから後半戦に入ります。

大学総合教育研究センター
高等教育推進部門
川崎成一

 

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【東大FFP第15期】オンライン授業実況中継(DAY1~3)

 

東大FFP第15期は、新型コロナウィルス感染症拡大を受け、インターネットを活用したリアルタイムの授業(Zoomによるオンライン授業)で開講いたしました。

DAY1(第1回)「イントロダクション」として4月16日にスタート、アイスブレイク(他己紹介)や1分間研究紹介、そして、課題として研究紹介を各自で録画・アップし、相互評価を行いました。

DAY2(第2回)「クラスデザイン」(モチベーション、クラスデザイン、アクティブ・ラーニング)では、モチベーションを高める工夫やクラスデザインの意義、ADDIEモデル、アクティブラーニング(AL)の方法など、限られた時間内ではありますが、充実した、贅沢な内容を効果的に学びました。特に、モチベーションでは、Zoomのブレークアウトセッション機能を使ったグループワークで、Googleスライドを画面共有し、皆で意見を出し合いながら付箋に書き込みを行うなど、オンライン授業の持ち味を十分発揮したものでした。

DAY3(第3回)「評価」では、Googleフォームを随所に使いながら、皆でその内容を共有し(その場で受講者全員に回答をしてもらい、それを即座に共有できるところはオンライン授業の良いところ)、また、ルーブリックの作成演習ではギャラリーウォークをオンライン授業で試みるなど、新しいツールを積極的にクラスデザインに組み込み、オンライン授業の限界に挑戦したとも思える内容でした。

このように、東大FFP第15期では、これまで行ってきたリアルタイムの対面式授業に、オンライン授業でどこまで迫れるのか、期待と不安が入り混じるかたちでスタートしましたが、受講者からは、「オンライン授業を受けるのは初めてでしたが、対面と変わらないくらいスムーズな進行で感心した」、「オンラインも双方向や参加者同士と関わりながら、ブレークアウトルームで学ぶことができてとても楽しく参加しています」、「Zoom、Sli.do、Google Classroomなど、アプリの特性をうまく使い分け、オフラインとほぼ変わりない授業を展開していた」など、オンライン授業を前向きにとらえる感想が多く寄せられています。

また、今後、講義のオンライン化がより一般化していく可能性がある中で、「思いがけずオンライン授業になり残念だなと思っていましたが、逆にこれから重要なオンライン授業を、インタラクティブティーチングの最先端を研究されているプロフェッショナルの先生に習えることはとてもありがたいと思った」と本授業に対する大変高い期待も寄せられました。

東大FFP第15期はDAY3(第3回)を終え、まだ折り返し地点にも達していませんが、さらなる挑戦と進化を遂げながら、FFPらしいオンライン授業をゴールのDAY8(第8回)を目指して走り続けます。

大学総合教育研究センター
高等教育推進部門
川崎成一

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イベント

【開講しました】東大FFP 第15期 オンラインでの授業を開始いたしました

東大FFP 第15期は、新型コロナウィルス感染症が拡大するなか、インターネットを活用したリアルタイムの授業(Zoomによるオンライン授業)で開講いたしました。

第15期は、新型コロナウィルス感染症が拡大するという厳しい環境下にもかかわらず、大変多くのみなさまにご応募いただき、59名(木曜・金曜クラス合計)の受講者でスタートいたしました。

東大FFPとして、オンライン授業への全面的な移行は当然ながら初めての経験となりますが、教育のオンライン化の波は避けて通ることはできず、逆にこれを機に、その先導者としての役割を担うべく、知恵を出し合い、さまざまな工夫をこらしながら、FFPらしいオンライン授業を行ってまいります。

 

 

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イベント

【開催】東大FFP説明会「プレFFP」(4/9, 17:00-)

4月9日に、第15期東大FFP開催に先立ち、「プレFFP」を開催いたします。

Sタームに開催される東大FFPのご説明と、今回開催のプレFFPのご紹介です。
ご興味のある方のご参加をお待ちしております。

*東大FFPについての説明
本プログラムは、教育力の向上と研究領域を越えたネットワーク構築を目的とした半期のプログラムです。主体的に学ぶ教育の実践力育成を目指し、授業のデザインやシラバス作成、模擬授業実施等がカリキュラムとして構成されています。
これまでの7年間14期に全研究科から合計657名が修了しました。募集人数に対して平均して1.4倍の応募があり、最近は全体の4割ほどを学振の特別研究員が占めています。

*プレFFPの実施
半期にわたる受講は、ややハードルが高いという現状があります。一方、毎回セレクションが発生しており受講希望に全て対応しきれていません。そこで、東大FFPの一端を学ぶ機会の提供を目的として、4月9日(木)17時から「プレFFP」を行います。
本プログラムは1時間半で、基本的な授業構成、グループ活動のファシリテーションなどを含みます。これからTAを担当する学生の基礎的な授業知識獲得の機会としても活用いただける内容となっています。また、各研究科等でのTA研修プログラムとしてご関心をお持ちの先生方も歓迎いたします。

なお、第15期プレFFPにつきましては、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、Zoomによるオンライン開催とします。
Zoom入室に必要なURLは、下記URLによる参加登録後にお送りします。

参加をご希望される方は、お手数でございますが、下記URLにて事前の参加登録をお願いいたします。
申込URL:https://bit.ly/33Ha2wz

日時:2020年4月9日17:00-18:30
場所:リアルタイムのオンライン開催
対象:東大FFPに関心のある本学在籍の大学院生、ポスドク、教職員

皆様のご参加をお待ちしております。

 

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【開催報告】PAGEゲストワークショップ④Teaching Effectively in English ~英語で効果的に教えるために~

実施日:2020年2月1日(土)10:00~17:00@本郷キャンパス 情報学環・福武ホール 地下2階 福武ラーニングスタジオ

東京大学 大学総合教育研究センターのプロジェクト「Professional and Global Educators’ Community(PAGE)」では、株式会社アルク専属コンサルタント 吉中 昌國 氏を講師としてお招きし、「Teaching Effectively in English ~英語で効果的に教えるために~」というタイトルでワークショップを開催しました。東京大学の教員・大学院生・特任研究員等11名の方々にご参加いただきました。

今回のワークショップは既に英語での授業経験がある方や、これから英語での授業を担当する予定の英語レベル中上級者を対象に開催し、「授業設計のコツ」「学生の多様性に対応するコツ」などについて学びました。

ワークショップの前半では、学生が聞きやすいとされるスピードで英語を話す練習をしたり、初回の授業で学生に親しみを持ってもらい、かつ授業参加意欲を高めるような自己紹介を考え、一人5分ずつプレゼンテーションを行ったりし、講師から丁寧なフィードバックを受けました。

 

後半では、多様な価値観やバックグラウンドを持つ学生の様々な行為について、その行為に至った理由をグループで考え、活発に意見を交換しました。異文化への対応や文化の差を理解するとともに、高コンテクストと低コンテクストというコミニュニケーションスタイルの違いについても学びました。

 

 

 

ワークショップ終了後のアンケートでは、受講者から次のような感想が寄せられました。

“参加者全員にプレゼンテーションの機会があり、他の参加者の良いところを見て自分の改善すべきところが見えてきた。初回の授業のシミュレーションなど、実際の授業にそのまま使えそうな内容が多くあった。”

“教授法のみならず、講師のお人柄に惹かれました。どんなことでもpositiveに評価されていて、私自身にとってもロールモデルになるような先生です。”

“特に異文化コミュニケーションのところが役に立ちました。留学生の態度で腑に落ちないところがありましたが、今日の講義で理解できました。”

 

PAGEでは今後も、英語でのアカデミックコミュニケーションスキルの向上を目指して、継続的にワークショップを行っていく予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

※PAGEプロジェクトの提供する無料英語オンライン講座English Academiaはこちら↓

https://utokyo-ea.com

 

※※プロジェクトの活動について、詳しくはこちら↓

https://www.he.u-tokyo.ac.jp/activities/page/

 

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【開催報告】PAGEゲストワークショップ③Teaching in English【発展編】

実施日:2019年12月13日(金)17:00~19:00@本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター地下1階 ギャラリー1

 

東京大学 大学総合教育研究センターのプロジェクト「Professional and Global Educators’ Community(PAGE)」では、北海道大学高等教育推進機構新渡戸カレッジ大学院教育コース特任助教 マズル・ミハウ (MAZUR Michal) 氏を講師としてお招きし、Teaching in English【発展編】ワークショップを開催しました。東京大学の教員・大学院生等9名の方々にご参加いただきました。

 

今回のワークショップは既に英語での授業経験がある方を対象に開催し、国際化における大学の変化や英語で教える際に考慮すべきさまざまな要素について学びました。具体的には、学生がクラスで発言しやすい空気を作るために講師が工夫すべきポイントや、学生へのフィードバックをポジティブに言い換えるためのフレーズなどについて理解を深めました。

 

また、ブルームの分類法を学び、自分の授業をどのように変えていけば良いかを考えるとともに、グループワークでは互いの良い実践例や意見を共有しました。

 

 

 

 

 

 

ワークショップ終了後のアンケートでは、受講者から次のような感想が寄せられました。

“It was helpful for my future teaching in English.”

“I will be a better teacher! I am looking forward to my winter classes.”

“It would be more helpful if we could have time to do a teaching demonstration in English.”

 

PAGEでは今後も、英語でのアカデミックコミュニケーションスキルの向上を目指して、継続的にワークショップを行っていく予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

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新着情報 イベント

【開催報告】PAGEゲストワークショップ②Teaching in English【入門編】

実施日:2019年12月13日(金)14:00~16:00@本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター地下1階 ギャラリー1

 

東京大学 大学総合教育研究センターのプロジェクト「Professional and Global Educators’ Community(PAGE)」では、北海道大学高等教育推進機構新渡戸カレッジ大学院教育コース特任助教 マズル・ミハウ (MAZUR Michal) 氏を講師としてお招きし、Teaching in English【入門編】ワークショップを開催しました。東京大学の教員・大学院生等12名の方々にご参加いただきました。

 

今回のワークショップでは、英語での授業を始めたばかりの方や、これから英語で授業を行う予定のある方々を対象に、入門的な内容を扱いました。まず英語で教えることについて主に1.語学スキル、2.教育スキル、3.文化という3つの要素があることを知り、講師として完璧な英語を目指す必要はないという心構えを学びました。また、シンプルで学生に伝わりやすい英語表現や学生のバックグラウンドによる勉強スタイルや考え方の違いについて、具体例を用いて理解を深めました。

 

ワークショップ終了後のアンケートでは、受講者から次のような感想が寄せられました。

“It was very helpful and informative.”

“I noticed that there are many cultures of learning.”

“Active Learningの部分は東大FFPと重なる部分があった。”

 

 

PAGEでは今後も、英語でのアカデミックコミュニケーションスキルの向上を目指して、継続的にワークショップを行っていく予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

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【開催報告】PAGEゲストワークショップ① 教室での異文化コミニュニケーション対応法

実施日:2019年12月12日(木)@本郷キャンパス 工学部2号館 9階 93B

 

東京大学 大学総合教育研究センターのプロジェクト「Professional and Global Educators’ Community(PAGE)」では、北海道大学高等教育推進機構新渡戸カレッジ大学院教育コース特任助教 マズル・ミハウ (MAZUR Michal) 氏を講師としてお招きし、教室での異文化コミニュニケーション対応法ワークショップを開催しました。東京大学の教員・大学院生等15名の方々にご参加いただきました。

 

今回のワークショップでは、まず日本の高等教育に特有な文化について学びました。その上で、異文化を理解するために注意しなければならないポイントや学生が抱える共通の問題(カルチャーショックなど)等の取り扱い方法などについて学びました。終盤では、実際に教室内で起こった問題の対処方法について、グループディスカッションや事例共有を行い、活発に意見を交換しました。

 

ワークショップ終了後のアンケートでは、受講者から次のような感想が寄せられました。

“日頃無意識のうちに高コンテクストである日本的なコミニュニケーションを取っていることを自覚した。”

“文化的な差異をどのように捉えるべきか理解でき、有益だった。参加者との議論も楽しかった。ただし、もっと多くの事例について知りたかった。”

“特に学生に対してどのようなフィードバックを行うべきか、そして異文化から起こりうる誤解や問題について知ることができ、勉強になった。”

 

PAGEでは今後も、英語でのアカデミックコミュニケーションスキルの向上を目指して、継続的にワークショップを行っていく予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

 

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