シンク・ペア・シェア (Think-Pair-Share)
1.定義
「一人で考える:Think → 次にペアになって:Pair → 各々の考えたことを共有または議論して意見交換する:Share」
この流れで議論をスムーズに進め、能動的学習を促す手法です。
1981年にメリーランド大学のFrank Lymanによって最初に提案されました。
2.実施方法
❶学生へ課題を提示します。
❷各自が考える時間を設定(1〜2分間)、各々が考えます。
❸ペアを設定します。
❹各ペアに分かれ、自分が考えたことを相手と意見交換・共有しましょう。
(複数のペアをまとめたり、3人以上のグループで実施したりすることもあります)
❺ペアごとに発表しましょう(代表1人)。
❻全体で5〜15分程度かかります(参加者の総数次第です)。
(イメージ写真)
3.特徴と注意すべき点
・大人数クラスでも実施可能です。
・他者とのコミュニケーションの練習になります。
・各種ワークの基本や準備ワークとして利用できます。
・課題や人数によっては雑談になりかねません。
→明確な課題設定と何をするかの指示、レベルの配慮が必要です。年号や名称など、知識の有無を問うのではない設問をしましょう!
4.事例
こちらをご覧ください → シンク・ペア・シェア(Think-Pair-Share)の事例
5.リンク・参考文献や書籍
こちらをご覧ください → シンク・ペア・シェア(Think-Pair-Share)に関する動画